ホーム > FX基礎知識 > FX取引で大損しないための仕組み勉強部屋【ゆったりでも脱サラ!?】
「FXの取引で脱サラしたい!」「ゆったり余裕の経済状況を作りたい!」という方のために大損しないための仕組みについてここでは解説します。
皆さんも知っている通り、今FXの業界は一時期に狂乱を終え、ようやくコツコツと堅実にトレードする人にとってやりやすい環境になってきました。
これまでのように気がつけば大損してしまうというケースも減ってきてはいます。
ですが、だからこそ大損するパターンを把握して、その対策を心がけることで損失を未然に防ぐことを伝えるために、このページでは「利益を伸ばすというよりも大損しない」ことに特化して初心者の方にもわかるように公開します。
大損パターン1,ロスカット(損切り)しない人
損切りの意味を念のために簡単に説明すると、「損したときにその損失を承知で売り、それ以上の損を拡げないようにすること」です。
損切りをせずにずっと保有し続けて上がるまで売らないという人もいますが、それはプロの世界では全くあり得なく、ナンセンスです。これでは儲かるときには利益も大きいですが、損失が止まらずにそのまま全資金を失うことさえあります。これは投資ではなくギャンブルです。
予想以上に下がったのであれば、その時点で負けを認めて売り、また上がると思うのであればあらためて買い直すことを心がけましょう。FXの取引ではロスカットのタイミングを見極めることが重要です。
大損パターン2,レバレッジをかけすぎる人
特に初心者は、レバレッジをかけすぎてはいけません。具体的な数字で言えば、初心者であれば3~4倍には抑えておくべきでしょう。
大きなレバレッジをかけると、利益幅は大きいですが少しでも予想から外れればすぐに手元資金を割り込んでしまいます。トレード方法は正しいのにレバレッジをかけすぎたがために失敗したトレーダーを何人も見てきました。本当に注意して欲しいポイントです。
ここではレバレッジを最大化できる取引に適したFXの業者さんを比較していますが、これはあくまでも「千載一遇のチャンスに対応するため」です。トレードをしていれば年に1回くらいはあるのが「全力で勝負すべき」瞬間です。
実は世の中で大きなパフォーマンスをあげているトレーダーの多くは、「普段は堅実にコツコツ。稀にある千載一遇のチャンスで大儲け」というパターンです。
レバレッジはそのときに大きく勝負するためにあるのであって、普段からレバレッジをかけすぎては資金をなくすだけです。
大損パターン3,反省せずに漫然とトレードする人
FXが投資である以上、勝ちもあれば負けもあります。かのイチローだって負けるときは負けます。
ですが、堅実に利益を出し続けているトレーダーは必ず「失敗したらその結果について反省し、同じ失敗をしない」ことを徹底しています。
稀に、意地になってそのままトレードを繰り返す人もいますが、これは愚の骨頂です。
トレードで失敗したら、一息おいて、なぜ失敗したのか?どうすれば今後防げるのか?を冷静になって考えてみて下さい。
大損パターン4,質の悪いFXの業者でトレードをしている人
見落としがちですが、そもそもトレードしているFXの業者の取引体制やシステムが不良であるというケースも少なくありません。
質の悪いFXの業者の特徴として、
・約定しているはずの値なのに約定していない
・システムが不安定でよく落ちてしまう
・あまり聞いたこともないFX業者でマイナー
・何となくデザインが落ち着かず気に入らない
・サポートに問い合わせても適切な回答が出ない
といった場合には業者の変更を検討すべきです。
中にはささいなこともあるのですが、トレーダーとして今後投資を考えている以上、損失も利益も「自己責任」です。自分にとって最も良い選択を自分の頭で考えて決定すべきです。
FXの業者の選定は、F1で言えば車、野球選手で言えばバットです。
それをなおざりにしているようでは結果もおぼつきません。スタートラインであり、あまり注意している人も多くないですが、一年に一度で良いので、「今、取引しているFXの業者が最適なのか」考えてみましょう。
大損パターン5,生活費(使ったら困るお金)を投資している人
これは非科学的かも知れませんが、「余裕資金で投資している人」はテクニック如何ではなく、間違いなく高い勝率を誇ります。
逆に「このお金がなくなったらもう自殺しかない・・・!」といった切羽詰まった状態では勝てません。
これは他の分野でもよく言われることですが、例えばマージャンでも「プロ雀士」と呼ばれるような人たちがいて、それがギャンブルにも関わらずコンスタントに勝ち続けています。
ここでも言われるのですが、「常に相手よりも上の立場で居る気持ちで戦う」ことが重要とされています。
もしあなたに100万円の貯金があったとしたら、そのうちの20~30万円程度の投資にしておいて、まずは自分の心に余裕を持つことが大切です。
間違っても借金してまでトレードしてはいけません。
こういった世の中ですから「必ず勝てる」「たった1年で1億円」といった悪魔のささやきで何万円もする高額なマニュアルを売りつける輩もいます。
そんな言葉に惑わされず、自分のスタンスでコツコツと投資することが王道であり、間違いなく勝利に近づく唯一の方法です。
FXの取引に近道はありません。確かに偶然にも一気に億万長者になってしまうケースもあるのは事実ですが、それは「運」であると割り切って、普段は堅実な投資を心がけましょう。
そして、そうしたスタンスこそが勝ちを導きます。
大損しないためには「FXの業者選びは大切」です。数あるFXの業者の中からどこを選べば良いのか悩むという方は一般ユーザーからの評価を取り入れた「FX総合人気ランキング」を参考にしてみてください。自分のトレードスタイルにあった良い条件のFX業者を探しましょう!